建具とは、開口部に設けられた障子や襖・窓・ドア・戸などの可動部分とそれを支える枠などの総称になります。
とても傷付けやすい箇所で新築が完成するまでの間に、無傷でいられる事はむしろ少ないかと思います。
まずはこちらの建具
この建具は写真に写っていない箇所にも多数このような傷がありました。
多分クロス屋さんが誤って建具をカットしてしまったのかと思います。
わざとでは無いのでしょうが、気を付けていればこんな傷を付けないので、急いでいたのか疲れていたのかなぁ。。と思いながら補修していました。
幸いにほぼ見えない箇所にもなりますし、補修したとは分からないかと思います。
日常の動線から見れば全く分からないですね。
次はこちらの建具
こちらは、既に入居されているマンションの建具でして、とある業者さんが操作ミスで機械が暴れてしまい、建具に当たり凹ませてしまったそうです。
大きな音もして施主様も驚いたと仰っておりました。
その業者さんは当初「補修」と言う選択を知らなかったので、施主様にはシートを貼るか交換すると伝えてしまい、元請けの建設会社に相談をされておりました。
そしてその建設会社から「補修で対応」との流れになったのですが、施主様はシートを貼るか交換と聞いていたので、補修となると不安だったそうです。
「本当に綺麗に直るの?」とかなりのプレッシャーがありましたので、とても緊張しながら補修していました。
「凄いぜんぜん分からない!!」とご満足して頂けました。
まだ補修業と言う職種は一般的では無いのかも知れませんが、交換をするよりもリスクは少なく費用も安く抑えられますので、お困りの傷が御座いましたら選択肢のひとつとしてご検討頂けたらと思います。