InstagramやFacebookにUPしていた建具の補修をいくつかまとめてご紹介させて頂きます。
【巾木の傷】
1cm位のエグレ傷です。
このような傷は充填材で色合わせして埋めていきます。
すると傷は全く分からなくなります。
【サッシ下の框】
小さい傷なのですが、ホワイト単色の補修は一手間掛かります。
下地処理。凸の部分を切り取ります。
通常の木材でしたら、充填材で傷を埋めて艶を合わせて完成なのですが、ホワイト単色の場合は、充填材で埋めただけですと、傷の輪郭が浮いて見えてしまいますので、エアブラシを使用して塗装をします。
塗装をして艶を合わせれば、傷は目立たなく綺麗になります。
【玄関ホールの上がり框】
写真では分かりにくいのですが、結構深い打痕傷でした。
写真だとあっという間に完成していますが、結構時間掛けて頑張りました。
傷の状態によって使う材料や道具は異なりますが、補修は下地処理で仕上がりは決まると思います。
カッターや彫刻刀を使って傷は全て凹(マイナス)にして、パテで傷口を埋めフラットにさせます。そして状況によって着色したり木目を描いたりして周りに馴染ませ傷を目立たなくさせます。
気持ち良くお住まい頂けますよう、気になる傷を補修します。