トータルリペアゆきやさん
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フローリング補修

床の間のビス穴

皆さん床の間(とこのま)はご存じでしょうか?
床の間は江戸時代に自分よりも身分の高いお客様を迎え入れる最上の部屋に作られ、装飾により自分の権威を演出されていました。
上座、下座とよく聞きますが、上座は最も良い席ということで床の間に一番近く出入口から遠いところが上座になるそうです。
大きな日本家屋には無くてはならない存在ですが、最近では和室よりも洋室の方が主になっていますので、床の間がある家は減っているのではないでしょうか。
アパートやマンションに床の間がある物件は少ないかと思いますが、以前私が住んでいたアパートには床の間がありました。
日本家屋ですと掛け軸や壺、はく製や生け花などが多く飾られておりますが、私はギターやアンプの置き場所にしていました。

そんな床の間の脇に立つ床柱に突板を貼るご依頼を頂いていたのですが、その時に床の間にある小さなビス穴が目に付いてしまいました。
【before】

小さな穴なのですが全部で10数箇所あります。他にも小さいエグレ傷がありましたので、気になりハウスメーカにお伝えしましたら一緒に補修をお願いと追加で補修をさせて頂きました。

【after】

小さな穴や傷でしたので、補修後は全く分かりません。

小さな穴や傷でも、無い方が気持ち良いですよね。

お施主様はここにどんな装飾をされるのでしょうか。